2013年3月28日木曜日

心の距離が近すぎると傷つけあう事がある

昨日の記事に関連した記事を先程FBで見つけたのでご紹介しますね☆



【今日の癒しの言葉】256 心の距離が近すぎると傷つけ合うことがある

相手との心の距離が近づけば近づくほど親密になれると思っている人は多いと思いますが、それは間違いです。人間の心の距離感は遠いよりも近い方がいいのですが、近すぎてもダメで、その距離感が近すぎると相手を傷つけたり、あるいは傷つけられたり、ということが起こってきます。

「ヤマアラシのジレンマ」、心理学的の用語なのですが、テレビ版『エヴァンゲリオン』の中にも登場したことで、たさくさんの人に知られる言葉となりました。

ますば、『エヴァンゲリオン』の一節を引用しておきましょう。テレビ版「第参話 鳴らない、電話」。友達との交流が乏しいシンジについて、ミサトとリツコが電話で話す場面です。

======引用ココカラ======
リツコ:シンジ君てどうも友達を作るのに不向きな性格かもしれないわね。
ヤマアラシのジレンマの話って知ってる?

ミサト:ヤマアラシ? あのトゲトゲの?

リツコ:ヤマアラシの場合、相手に自分の温もりを伝えたいと思っても身を
寄せれば寄せるほど体中のとげでお互いを傷つけてしまう。人間にも同じことが言えるわ。今のシンジ君は心のどこかで痛みに怯えて臆病になってるんでしょうね。

ミサト:ま、そのうち気付くわよ。大人になるって事は近づいたり離れたりを
繰り返してお互いがあんまり傷つかずにすむ距離を見つけ出す、って事に・・・。
======引用ココマデ======

『エヴァンゲリオン』は、主人公碇シンジが、父親ゲンドウ、あるいはレイやアスカたちとの「適切な心の距離を模索する物語」と言い換えてもいいくらいです。

「ヤマアラシのジレンマ」の話。寒さの中、二匹のヤマアラシが暖め合おうと近づきます。しかし、近づきすぎるとお互いの体の針が相手に刺さって、痛いと同時に血が流れてしまいます。かといって離れると寒くなってしまいます。二匹は近づいたり離れたりを繰り返し、ようやくお互いに傷つかず、寒くも無い距離を見つける、という話です。

哲学者ショーペンハウエルの寓話を元に、精神分析の創始者、心理学者のフロイトが提唱した概念です。離れすぎても、近づきすぎてもダメ。人間関係には、適度な距離感が重要ということです。

夫婦関係においても、この「ヤマアラシのジレンマ」の話は参考になります。夫婦というのは、一生一緒にいる運命共同体。「夫婦の心理的な距離は、近ければ近いほどいい」と勘違いする人もいますが、近すぎると「束縛感」「自由がない」といった「心の重荷」を感じるでしょう。

昨日の話のように、心の距離が近いと相手の欠点がたくさん目に入ってきて、大喧嘩をして、おたがいに傷つけあう言葉をぶつけあうことになるのです。

夫婦といっても、個性の違う別々な人間なのです。一心同体にはなれないし、喧嘩が多い夫婦は、心の距離感が「遠すぎる」か「近すぎる」かのどちらかなのです。

夫婦関係をうまく保つコツは、この「適切な心の距離」を見つけること。そのためには、お互いの「プレイベート」を尊重し合い、あるいはそれぞれに「自分の居場所」を持つことです。

「適切な心の距離」を見つけるのは難しいことですが、それを見つけられたときには心は安定し、お互いにうまく支えあい、またストレスにもならない夫婦関係ができあがるはずです。


まさしく昨日私も話していたことでした(笑)
 
これは夫婦だけでなく恋人同士でもいえることかもしれませんね☆

皆さんは心の距離、とれてますか?(笑)

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