2011年2月7日月曜日

シニア体験

今日は朝から小学校のお手伝いで『シニア体験』なるものへ行ってきました☆

3年生の娘のクラスでのお手伝いでしたが、1,2時間目を使ってお年寄りが普段の生活にどれ程不便を感じているのかを体験するというものでした☆

2学期には『車いすの体験』をしている子ども達☆今回は『お年寄り体験』です☆

専門家の方からのお話を聞いた後、ボランティアの中高年の方々に手伝ってもらいながら、子供達は体に器具をつけて80歳位のお年寄りの体の不自由さを体験します☆

足首、手首に重りをつけ、4kgのベストを着て、肘と膝には曲がらないようなサポーターを装着し、目には白くぼやけたレンズの付いたゴーグル、耳には良く聞こえなくなるヘッドホンを付けるといった具合です☆

これ、かなり大変そうでした(^-^;)☆重いし痛いし良く見えない☆子ども達はみんな「いててて、、、、」「重い~!」など口にしながら日常生活の動きを体験します☆

階段の昇り降り、標識・看板を見る、字を読む・書く、お布団に横になる、トイレに行く、洗濯ものをたたむ、電話帳を開く。。。。等々☆

それによってお年寄りが体を動かす事がどれだけ大変なのかが分かるわけですね☆

一通り体験が終わった後、最後に専門家のお兄さんが一言☆「今までは道で前をお年寄りが歩いていると、遅いな~とイライラすることがあったかもしれないけど、仕方がないの、今日分かったよね。」

お兄さんの話を聞いて、ふと以前親友の一人が言っていた言葉を思い出しました☆

「人の気持ちは同じ体験をした人でないとわからないから、簡単に「気持ちわかるよ」なんて言えない。経験者でなければ結局は人の気持ちは想像するしかないんだから。」

『確かに。。。』と、その言葉を聞いた時は妙~に納得した若かりし頃の私☆

子ども達にとっては少なくともお年寄りの気持ちを少し感じる事が出来た、良い体験だったのではないでしょうか(^-^)☆

小学生で人間は出来あがってしまうといいます☆今この時期に沢山の事を経験し、沢山の事を感じて、心と体の栄養を沢山とって欲しいですね☆

お手伝いしていただいた方々、職員の方々に感謝感謝☆

2 件のコメント:

  1. 香港人てエレベーターや電車の乗り降りの際、我先にって感じでマナーはあまりよくないけど、お年寄りが乗ってくるとみんなすぐに席を譲るわ。子供にも優しいし。
    子供時代の教育もそうだけど、親の態度も影響するよね。
    子供は親をよく見てるから気を付けないと(^-^;)

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  2. 中国人のマナーの悪さの話は良く聞くけどね(^-^;)☆
    この前ホテルで広東語を話していた我が家の様な構成の4人家族がいたんだけど、下の子は元気が良くて走ったりしていたけど比較的おとなしめの品の良いご家族だったわ☆

    日本はどっちかっていうと子どもにもお年寄りにも冷たいよね。。。かと思えば常識のないママ達も増加しているし☆昔は違ったような気がするけど☆いつからこんな世の中になってしまたのか。。。

    『子は親の鏡』とか『子供は親の背中を見て育つ』って言うよね(^-^;)我が子も見てないようで見てるので気をつけなくちゃ☆

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